今回はメルカリの本人確認について紹介していきます。
本人確認は情報流出の観点で怖い事もあると思います。
メルカリの個人情報流出問題
メルカリは、過去2017年6月22日(木)に個人情報が流出した問題がありました。
約5万人の個人情報が閲覧された可能性があるとの事でした。
流出した個人情報は以下です。
・銀行口座、クレジットカードの下4桁と有効期限
(※以上、登録しているお客さまのみ)
・購入・出品履歴
・ポイント・売上金、お知らせ、やることリスト
情報流出ですが、ID・パスワードの漏洩、不正アクセスなどによるものではないようです。
また、悪質な情報漏洩やデータ改竄は確認されていないとの事です。
さらに、2021年05月21日(金)に「Codecov」への第三者からの不正なアクセスを受け、アプリを利用した人の銀行口座の番号や名義などの個人情報など、合わせて約2万7000件余りが流出していたことを明らかにしています。
※現状被害は確認されていないとの事です。
約4年間は個人情報による問題は起きていない
過去2017年6月22日(木)の個人情報流出の問題と2021年05月21日(金)の銀行口座の番号や名義などの個人情報流出問題以外はインターネットで調査したが、大きな問題は起きていないように見受けられます。
また出品される物についても、個人情報を含む出品・投稿・個人情報の不正利用は禁止されています。
メルカリの本人確認について
メルカリの本人確認とは、メルカリの子会社が運営する「メルペイ」というスマホ決済サービスにおける本人確認が該当します。メルペイのサービスそのものは本人確認を行わなくても使用可能です。ですが、機能をフルに利用するためには本人確認が必須となります。
メルカリの本人確認をする事で、実名が公表されたりすることはありません。
なので、メルカリを使用している事が会社の人にばれる事、友人にばれる事などはないので、
そこは安心してください。
※メルカリのプロフィール欄を実名で行う事やプロフィール画像を自分の写真にすると、知り合いにバレてしまう可能性があるので、そこは注意が必要です。気になる方はプロフィール欄の名前と写真を変更してください。
メルペイでは、悪意のある第三者からお客さまの財産をお守りし、これまで以上にあんしん・あんぜんにご利用いただくため、2020年9月より本人確認の強化を行なっております。
上記メルカリより引用
メルカリの本人確認が必要な場合
メルカリの本人確認が必用な場合は、以下になります。
・キャンペーン参加
・銀行口座からのチャージ・入金
・メルペイスマート払い
上記の個人情報の変更は、メルカリでの本人確認を行った後に、結婚をして苗字が変わったり、引っ越しをして住所が変わったりした場合に、再度個人情報の変更が必要になります。
緊急ではないですが、メルカリを使用する場合には、しっかりと個人情報の更新を行いましょう。
本人確認で必要なもの
メルカリで本人確認を行うためには、以下のいづれかの物が必要となります。
・マイナンバーカード
・在留カード
・日本国パスポート※本人確認書類が現住所でない場合
・公共料金の領収書
・国税または地方税の領収書
・納税証明書
・社会保険の領収書
※学生証は現在使用できません。
本人確認方法
メルカリ・メルペイで本人確認をする場合は、2通りあります。
自分の顔と確認書類を取る自撮り形式とマイナンバーを読み取るだけの方法です。
それぞれ紹介していきます。
自撮り形式の方法
自撮り形式の手順になります。以下で紹介します。
1.メルカリのアプリを開いて、「メルぺイ」をクリックします。
2.下の方にある「本人確認」をクリックします。
3.「設定をはじめる」を押して、お持ちの本人確認ができるものを使用して本人確認をうけてください。作業自体は10分以内におわります。審査完了までには2~3日間、最大5日間ほどかかる場合があります。
※本人確認の審査期間中は「売上金の振込申請」ができなくなりますので注意が必用です。
※本確認書類と現住所が違う場合は、公共料金の領収書などの現住所がわかるものが必要です。
注意点
・タブレット端末からはお申込みできません
・本人確認書類や顔の撮影時に認証されない端末からは、お申込みできません
・マイページの個人情報設定からの本人確認とは異なります
・事業者アカウントからは申込みいただけません
メルカリ本人確認サイトより引用
※個人情報を取り扱いをする作業です。セキュリティーの問題があるので、公共の場ではなく
家や人目が少ない場所で作業しましょう。
マイナンバーカード読み取り方式
1.メルカリのアプリを開いて、「メルぺイ」をクリックします。
2.下の方にある「本人確認」をクリックします。
3.「同意して撮影を開始する」を押す
3.画面上の「審査時間なしで本人確認」を押す
4.署名用電子証明パスワードを入力してマイナンバーカードをスマホにかざしてください。
※署名電子証明パスワードはマイナンバーカードを作る際に入力したものです。
《かざす位置》
・iPhoneの場合:スマートフォンの上部に、マイナンバーカードの中心を当ててください。
・Androidの場合:ご利用の機種ごとにかざす位置が異なります。
以下のサイトより確認が可能です。
※iOS 13以上、Android 5.0以上のバージョンで利用可能です。
※ご利用の端末や設定状況によってはご利用できない場合があります。
5.読み取りが成功したら、情報が記載された画面がでるので、必要項目を入力して「上記の利用目的で提出する」を押します。
6.パスコードを設定する
4桁の数字のパスワードを設定して完了です。
メルカリの本人確認にかかる時間は
「アプリでかんたん本人確認」で手続きをした場合、本人確認完了までは早くて1日~3日程度、最大で数週間かかります。
提出した書類が不十分だと審査通過にも時間がかかりますので、指示どおりの書類を準備しておきましょう。
本人確認がある事で安心・便利
私自身は本人確認がある事で逆に安心・便利にメルカリのサービスを利用できると思っています。
不正を防止できる
本人確認をする事で、不正を防止する事も可能になります。
不信な取引や第三者による不正利用の発見にもつながるため、本人情報を確認する事は、
安全なサービスを利用する上でむしろプラスに働いています。
本人確認済みバッジがプロフィールに表示され信頼度が上がる
本人確認を行うことで、緑のマークとともに「本人確認済」と書かれた本人確認済みバッジがプロフィール、マイページ、商品画面に表示されるようになります。このバッジが付いているということは、メルカリが定める基準を満たしていることを示し、安心して取引ができるという一つの目安になります。
メルカリの売上有効期限がなくなる
メルペイの本人確認を行う事で、物を売った売上金の有効期限がなくなります。
本人確認を行わない場合は売上金の有効期限が180日、本人確認を行う場合は有効期限がなくなります。そのため、期限を気にせず使いたい時に使用できるようになります。
また、売上金を振り込みしてもらうときにはメルカリは振込手数料が200円かかります。
振り込みの回数を減らすことでで税金にかかわる調整や手数料の節約も可能になります。
メルカリの売上金がそのまま日常生活に使える
メルペイの本人確認を行う事で、メルカリの売上金を銀行口座に移さずに日常生活で使用する事ができます。IDが使えるお店でそのまま売上金を利用する事が可能です。
iPhoneの場合は、スイカにチャージができる
iPhoneの場合はメルペイの電子マネーからスイカにチャージが可能です。
※Androidの場合はできません。
キャンペーンに参加ができる
本人確認が完了すると、メルカリで行われるキャンペーンに参加する事が可能になります。
支払い額に対して、還元キャンペーンや本人確認を完了する事での〇〇円プレゼントなどのキャンペーンがあるので、お得に利用する事が可能です。
※現在キャンペーン中になります。
「はじメル祭開催中」2021年5月25日まで
「VTDEFT」の招待コードを使用して、本人確認をする事で、1,000ポイント獲得できます。
個人でできる個人情報を守る対策
個人情報を守るためにも自分で行える事はあると思います。
いくつか私が思いつく事を記載します。
匿名配送を行う
出品した物が売れて、配送を行う時に自分の住所を記載すると思います。メルカリでは配送方法で匿名配送が可能です。匿名配送を行い、住所や氏名、電話番号などの個人情報を守りましょう。
怪しいメールは開かない
メルカリやフリマアプリを装ったメールやメッセージが来た場合に怪しい場合はむやみにメールやメッセージを開かない事です。メールやメッセージを開く事で、個人情報を抜き取るフィッシング詐欺にかかる恐れがあります。
セキュリティーソフトを入れる
個人情報を守る対策としてセキュリティーソフトを入れるのも一つの方法です。
セキュリティーソフトではウイルス対策や個人情報の流出を検知するなどが可能です。
現在はパソコンもスマホもタブレットもすべて1つのセキュリティーソフトで耐用ができるものがあります。
登録する銀行口座は残金が少ない物を使用する
メルカリに登録する銀行口座は、残金が少ない物を使用するのも一つの方法だと考えます。
たくさんのお金が入っている口座を使用すると、個人情報が流出した場合にお金を抜き取られる可能性があります。なので残金が少ない口座を使用する事も対策の1つです。
また、身に覚えがない不正出金などがないか定期的な確認も必要です。
第三者にアカウント共有をしない
基本的には、自分のアカウントを他人に共有して使用するのはやめた方が良いです。
特にSNSを通じた繋がりであったりする場合は、大きな事件につながる場合があります。
メルカリ・メルペイでは、アカウントを第三者に利用させることや、アカウントの譲渡、売買、質入、貸与、賃貸等の行為を禁止しています。
第三者に共有した場合は、何か問題が起きた時に補償の対象外になる可能性が高いので注意してください。
パスワードを分かりやすくしない
パスワードを分かりやすいパスワードにしたり(自分の誕生日、携帯番号の末尾)、他のインターネットサービスの使いまわしパスワードにするのはやめましょう。
簡単なパスワードや使いまわしパスワードは、個人情報の流出や第三者の不正アクセスの原因になります。
パスワードにおける対策としては以下になります。
・使いまわしのパスワード(同じようなパスワード)はやめる
・定期的にパスワードを変更する
・できるだけ長いパスワードにする
まとめ
・過去に個人情報の流出問題があったが、現在はしっかりとした管理のもと運営されているため4年以上は大きな問題は起きておらず、安心して使えるようになった。
・個人情報を守る事は自分でもできる。
・メルカリの本人情報を登録するだけでお得なサービスが受けられる。
コメント
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