今回はインターネット回線の目安について紹介します。
インターネット回線の目安
結論からすると必要な目安は、使用用途の目的により違います。ただ最低ラインでは、500kbps未満だとかなり不自由になります。メールやSNSのメッセージがギリギリできるレベルになります。
Mbpsは、1,000,000bps=1Mbpsになります。
※ 「Mbps」を8で割った数値が「MB/s」にあたります。
「MB/s」の「B」は「Byte」(バイトの略)を意味します。
10MBの容量のものを1秒で送るには、80Mbpsの下り速度が必要になります。
そもそも回線速度の見方
回線速度の見方としては、主に3種類が重要になります。上り速度、下り速度、Ping値が必要な見方になります。
・上がり速度
・下り速度
・ping値
・動画視聴・音楽の再生30ms以下
・ウェブサイト・SNSの閲覧50ms以下
メールやSNSのメッセージの受信を利用する人
メールやSNSのメッセージ受信 128Kbps〜1Mbpsが必要になります。また、WebサイトやSNSの閲覧 1Mbps〜10Mbpsの回線速度が必要になります。
動画を見る人
動画を見る場合は、基本的に下り速度で5Mbpsあれば問題ないです。
4K動画を見る場合は20Mbpsはないと不便かもしれません。
動画の解像度 | 推奨される持続的な速度 |
---|---|
4K | 20 Mbps |
HD 1080p | 5 Mbps |
HD 720p | 2.5 Mbps |
SD 480p | 1.1 Mbps |
SD 360p | 0.7 Mbps |
※引用元:YouTube ヘルプ「動画ストリーミングに関する問題のトラブルシューティング」
動画のアップロード利用する人
動画をアップロードするユーチューバーなどは、上り速度で10Mbpsあれば充分です。
アップロードの速さは動画のデータ容量にもよります。動画のデータ容量が多い場合はアップロードする時間も長くなります。
ゲームを利用する人
ゲームをする場合、70Mbps必要になります。
また、Ping値というものも見なくてはなりません。オンラインゲームの20ms以下が必要になります。
ライブ配信を利用する人
ライブ配信をする人は、一般的に通信速度に余裕があれば「6~9 Mbps」で大丈夫です。 そして、ライブ配信アプリを使って配信するときも、通信速度が「3~6 Mbps」であればまったく問題ありません。
・ライブ配信アプリの場合:6~9Mbpsの速度が必要
WEB会議ツール・LINEのビデオを利用する人
ZOOMなどのWeb会議ツール、LINEのビデオを利用する人は、自分の速度だけでなく、参加している他の人達の速度にも影響されます。必要な速度は10Mbpsが目安になります。自分に回線速度は問題なく、あまりにガタつきが気になるようであれば、他のメンバーに回線速度を測ってもらいましょう。
・Skype:大人数の場合(7人の場合)は、512kbps/8Mbps(上り/下り)
・Zoom:大人数の場合(最大1画面に49人)は、1.5Mbps/1.5Mbps(上り/下り)
・グーグルMeet:グループビデオ会議 は、3.2 Mbps /3.2 Mbps(上り/下り)
・Microsoft Teams:グループビデオ会議は、1Mbps/2Mbps(上り/下り)
LINEのビデオ通話
・通常の無料通話なら200Kbps
・普通画質のビデオ通話なら500Kbps
・高画質のビデオ通話なら1.5Mbps
回線速度を測定する場合
5Gはかなり早い
現在各社で出始めた5Gの通信速度は、最大10Gbps。 将来的には20Gbpsまで向上すると言われています。単純に今速いと言われている光回線の10倍~20倍の速度になります。
すごく速いです・・
まとめ
・それぞれ目的にあった回線速度の目安がある。
・回線を選ぶ時は使用用途(時間帯、用途)にあった回線を選ぶのが大事
コメント
[…] […]
[…] […]
[…] […]