『回線速度は問題ないの!?』楽天モバイルのポケットWi-Fiの回線速度について。【使用者レビュー】

楽天WiFi Pocket(rakuten wifi pocket)
楽天ポケットWi-Fi
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今回は楽天モバイルのポケットWi-Fiの回線速度についてです。

ポケットWi-Fiを使用するにあたり気になる点を挙げるとすると以下になるかと思います。
・回線速度はどのくらいなのか。
・実際どの程度使えるのか。
・セキュリティー的な問題があるのか。
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回線速度を調べるときの項目について

回線速度を調べる項目として、Ping値、下り速度、上り速度を見ると良いです。

ping値

回線の応答速度になります。単位はmsになります。
Ping値は下り・上り速度と違って、数値が小さいほど回線の安定状態が良いとされます。
以下、用途別に必要なPing値の目安をまとめました。
・オンラインゲーム20ms以下
・動画視聴・音楽の再生30ms以下
・ウェブサイト・SNSの閲覧50ms以下

下り速度

データを読み込む速度になります。単位はbpsになります。
(例)たとえば動画を視聴したり、SNSを閲覧したりするものになります。

上がり速度

データをアップロードするときの速度になります。単位はbpsになります。
(例)EメールやLINEのメッセージ、画像や動画を送信するスピードです。
動画のアップデートなどをしない限り、上り速度の速さはさほど求められません。


楽天モバイルのポケットWi-Fiの速度について

楽天ポケットWi-Fiの回線速度について、公表値と実測値をそれぞれ紹介していきます。

公表されている値

楽天ポケットWi-Fiの回線速度は
下り最大150Mbps 上がり最大50Mbpsとなります。

速度制限時は回線最大速度は1Mbpsとなります。

1日10GB使用すると、最大速度が1Mbpsとなります。

楽天モバイルは、楽天回線とパートナー回線(au回線)の2つの回線を使用しています。

楽天エリア外の時は、パートナー回線を使用します。パートナー回線を使用したくない時は、

データ高速モードをOFFにしましょう。

 

楽天ポケットwi-fi データ高速モードまでの手順

1.楽天アプリの「my楽天モバイル」をダウンロードして、「my楽天モバイル」をクリックします。

2.左下のホームをクリックします。

3.画像の赤枠もデータ高速モードで、ONにすると高速データモードになり、OFFにすると高速データモードではなくなります。(青色になればONで灰色になればOFFです。)

 

実測値

朝7時回線速度測定

朝7時の時点:
下り速度22Mbps 上がり速度27Mbpsとなります。
Ping値は、自分だけがネットを利用した場合のping値34ms
複数人・あるいは複数のデバイスで同時にインターネットを使った場合のping値74ms
16時回線速度測定
夕方の16時の時点:
下り速度8.2Mbps 上がり速度32Mbpsとなります。
Ping値は、自分だけがネットを利用した場合のping値32ms
複数人・あるいは複数のデバイスで同時にインターネットを使った場合のping値250ms
18時回線速度測定
夕方の18時の時点:
下り速度13Mbps 上がり速度21Mbpsとなります。
Ping値は、自分だけがネットを利用した場合のping値37ms
複数人・あるいは複数のデバイスで同時にインターネットを使った場合のping値512ms
23時回線速度測定
夜中の23時の時点:
下り速度37Mbps 上がり速度27Mbpsとなります。
Ping値は、自分だけがネットを利用した場合のping値36ms
複数人・あるいは複数のデバイスで同時にインターネットを使った場合のping値244ms
他の方が測定している回線速度の平均は以下です。

平均Ping値: 50.92ms
平均ダウンロード速度: 16.96Mbps
平均アップロード速度: 11.67Mbps

※ 直近3ヶ月に計測された688件のRakuten WiFi Pocketの測定結果から平均値を計算しています。

みんなのネット回線速度より引用

接続数が多い場合の回線速度は問題ないのか

楽天ポケットWi-Fiに5つ接続した状態の速度を測定してみました。

全く問題なく使用できる回線速度でした。
ある程度の同時接続でも使用可能です。
お昼の12時の時点:
下り速度36Mbps 上がり速度19Mbpsとなります。
Ping値は、自分だけがネットを利用した場合のping値41ms
複数人・あるいは複数のデバイスで同時にインターネットを使った場合のping値328ms

使用する場合に必要な速度(各種類)

実際、使用するもので回線速度はどのくらい必要になるのか、WEB会議ツール、ストリーミング動画閲覧、オンラインゲームなどに必要な速度を調べてみました。

Zoom(ズーム)を使う場合

・1対1のビデオ通話の場合:
高品質ビデオの場合:600kbps(上り/下り)
HDビデオの場合:1.2 Mbps(上り/下り)
・グループビデオ通話の場合:
高品質ビデオの場合:600kbps/1.2Mbps(上り/下り)
ギャラリービューの場合:1.5Mbps/1.5Mbps(上り/下り)

グーグルMeetを使う場合

参加者 1 人あたりの平均
会議の種類 送信 受信
・HD 動画 3.2 Mbps 1.8 Mbps(上り/下り)
・音声のみ 12 Kbps 18 Kbps(上り/下り)
参加者 1 人あたりの理想的な帯域幅
会議の種類
・2 人での HD ビデオ会議 3.2 Mbps 2.6 Mbps(上り/下り)
・グループビデオ会議 3.2 Mbps 3.2 Mbps(上り/下り)

Microsoft Teams を使う場合

Teams は、ネットワークの状況に関係なく、最適なオーディオ、ビデオ、およびコンテンツ共有のエクスペリエンスを提供するために設計されています。 ただし、帯域幅が十分でない場合、チームはビデオ品質よりも音質の良さを優先するとの事です。
帯域(上り/下り)
・ピアツーピアの音声通話 30 kbps
・ピアツーピア音声通話と画面共有130 kbps
・ビデオ: 30 fps 360 p の呼び出しのピア ツー ピア品質 500 kbps
・30 fpsでHD 720 pの解像度でのピアツーピアHD品質ビデオ通話 1.2 Mbps
・30 fpsでHD 1080 pの解像度でのピアツーピアHD品質ビデオ通話 1.5 Mbps
・グループビデオ通話 500 kbps/1Mbps
・HD グループビデオ通話 (1080 p の画面で 540 p のビデオ) 1Mbps/2Mbps



メールやチャットの使用は問題ないのか

メールやチャットでテキストを受信する程度なら、回線速度は1Mbpsあれば十分です。
Webサイトを閲覧する際、テキストがメインのページであれば、1Mbps程度でも問題ありません。写真を投稿する場合は少しデータサイズが大きいものの、一般的には3Mbpsあれば快適に使えます。動画はさらにデータサイズが大きいため、10Mbps以上あるのが理想となります。

YouTubeを観る場合

YouTubeを観る場合は5MbpsあればOKとの事です。

オンラインゲームの場合

必要な通信速度の目安は約10~30Mbpsとの事です。
スイスイゲームを希望すると30Mbps必要みたいです。
ゲームには不向きになります。

セキュリティーについて

決まったパスワードでしか使用できないので、セキュリティーについては問題ないです。

だれでも入れる公共のWi-Fiはセキュリティーに問題があるので、気を付けましょう。

通信安定性について

ポケットWi-Fiは、光回線などの固定回線と比較すると通信安定は低くなります。

そのため、通信環境を安定させる方法として、「有線LANでプレイをする」「スマホなど無線環境の場合は、電波の障害物を避けるためにWi-Fiルーターの近くでプレイをする」「ほかの無線LAN機器の電源を切っておく」といった手段を取りましょう。

実際使用してみて

楽天モバイルのポケットWi-Fiを購入してみてスマートフォンやアマゾンプライム、パソコン、ズーム、ラインでのビデオ通話などで使用していますが、全く問題なく使用できています。

1日10GBの通信量を使用した後の1Mbpsの回線速度の際は、問題なく使用できるのは以下でした。
・通常のメールのやりとり
・LINEチャットのやりとり
・高画質の画像や動画がないWEB閲覧
・チャットでのやりとり
・画質を落とした動画閲覧
・通常画質でのビデオ通話

 

使用中に回線速度を測定するには

インターネット回線速度は以下で測れるので、不安な方はお試しください。

 

まとめ

・通常使用では問題なく使用ができる

・通信安定性が求められるゲームなどでは不向き
・セキュリティーは問題なし
・1日10GB使用すると速度制限がかかる(制限時は1Mbps)

 

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