今回は様々なインターネット回線の種類の違いについて紹介します。
インターネット回線の種類は大きく分けると3種類
インターネット回線は、大きく分けると3種類に分かれます。
光回線、ホームルーター、ポケットWi-Fiの3種類になります。
さらにそこから、無線と有線に分かれます。
以下でそれぞれについて紹介していきます。
光回線
回線工事が必要なインターネット回線になります。光回線とはサービス名ではなく光ファイバーケーブルという回線の種類のことを指しています。光回線は大きく2種類に分かれます。
NTTが提供する光回線と電力会社が提供する光回線になります。回線速度が速いのが特徴で、下り速度、上り速度が1Gbps以上となっています。
光回線 サービス名 | 会社名 |
ドコモ光 | 株式会社NTTドコモ |
auひかり | KDDI株式会社 |
ソフトバンク光 | ソフトバンク株式会社 |
So-net光 プラス |
ソニーネットワーク コミュニケーションズ 株式会社 |
ビッグローブ光 | ビッグローブ株式会社 |
@nifty光 | ニフティ株式会社 |
OCN光 | NTTコミュニケーションズ 株式会社 |
NURO光 | ソニーネットワーク コミュニケーションズ 株式会社 |
ぷらら光 | 株式会社NTTぷらら |
DTI光 | 株式会社ドリーム・ トレイン・インターネット |
enひかり | 株式会社縁人 |
楽天ひかり | 楽天モバイル株式会社 |
ホームルーター
ホームルーターというのは、、開通工事不要で置くだけで自宅にWi-Fi環境を作ることができるWi-Fiルーターです。 自宅のコンセントにつないで簡単に使用する事ができます。
使用による速度制限がありません。近くに飛んでいる各キャリアの電波を利用してホームルータを介して、インターネットに接続する事ができます。
ホームルーター種類 | 会社名 |
ソフトバンクエアー | ソフトバンク株式会社 |
auホームルーター5G | KDDI株式会社 |
WiMAX+5G | UQコミュニケーションズ株式会社 |
ドコモ home5G | 株式会社NTTドコモ |
ポケットWi-Fi
ポケットWi-Fiというのは、持ち運びができるWi-Fiルーターになります。
スマホよりも小さくどこでも簡単に接続可能です。契約の内容によっては海外で使用できるものもあります。
ZEUS WiFi 、Y!mobile
ポケットWi-Fi サービス名 | 会社名 |
WiMAX+5G | UQコミュニケーションズ株式会社 |
Pocket WiFi | ワイモバイル株式会社 |
au | KDDI株式会社 |
SoftBank | ソフトバンク株式会社 |
docomo | 株式会社NTTドコモ |
楽天 | 楽天モバイル株式会社 |
3種類の違いについて
インターネット回線の違いは、回線安定性、持ち運びの可否、回線速度、通信量制限、月額料金、契約年数などがあります。以下で紹介していきます。
回線安定性
ネットサーフィンをしていて突然つながらなくなる、動画視聴をしていて途中で止まってしまうなどの経験はありませんか?これは回線の安定が重要になります。
回線の安定性としては、光回線が圧倒的に安定しています。
ping値を確認すれば、回線の安定性を判断する材料になります。
数値が小さいほど回線の安定状態が良いとされます。
持ち運びの可否
家以外でも、インターネット回線を使用する場合もあるかと思います。
光回線は、家を工事して行うので家の中でしか使えません。また、申し込みから回線の開通まで1カ月ほど時間がかかる事もあります。
ホームルーターは家で行う事を目的としています。なので、突然持ち運びをする事はできません。引っ越しの際には、業者に連絡をする事で引っ越し先で使用する事が可能です。
ポケットWi-Fiなら持ち運んで使用する事が可能になっています。
回線速度
回線速度は、光回線が圧倒的に早いです。光回線でNuro光という回線は下り最大2Gbpsという回線速度です。その後の順番は、ホームルーター>ポケットWi-Fiの順番での回線速度になります。
通信量制限
光回線、ホームルーターには通信速度の制限はありません。ですが、ソフトバンクの回線を使用する、ソフトバンク光やソフトバンクエアーは、通信が込み合うと速度制限がかかる事があります。
ポケットWi-Fiに関しては、3日で10GBまで使用可能、月に100GBなどの通信量の制限がある場合が多いです。
※他社モバイルルーター比較表
月額料金
インターネット回線は、回線の種類で月額料金に違う事があまりありません。
各社が出している商品、プランでの違いによって変わってきます。
それ以外にも、費用としてかかる事があります。
工事費はキャンペーンなどで、割引が入るケースが多いです。トータルコストとして、なにが良いか判断するといいと思います。
契約年数
基本的に、ホームルーターと光回線の契約年数は2~3年になっています。
ポケットWi-Fiに関しては、契約年数の縛りがなく、レンタルで数時間借りる事もできますし、
数カ月での契約なども可能になっています。
今は主流ではない回線
過去には良く使用されていましたが、最近は見なくなってきた回線を紹介していきます。
ADSL
電話のケーブルにADSLモデムという機器を設置して、インターネット接続を行う通信サービスです。
「ADSL」は、固定電話の利用が主流でした。現在は、固定電話を持っていない方でもADSLを契約することができます。速度は50Mbps程度しか出ないです。
ADSLは、光回線と比較すると安く契約することができ、対応エリアが広いのが特徴です。電波が入りにくい地域でも利用することができるので、安定したデータ通信が実現できます。
ですが、電気信号を使って通信するため物理的な距離の問題が生じやすく、NTT事務局から遠いと通信速度が遅くなります。
ただ2023年1月31日には、フレッツADSLがサービスを終了し、数年後には多くのADSLが廃止される見込みのようです。
光回線に乗り換える事も可能なので、ご検討してみてください。
ケーブルテレビ回線(CATV)
J:COMの無料インターネットが有名なケーブルテレビ回線です。
基本的には工事が必用な回線であり、そこは光回線と変わりません。
主にケーブルテレビを使用している人や賃貸マンションで無料提供されている方が使用しています。
ケーブルテレビを見ながら、インターネットネットを利用する方は総合的に安い料金で使用する事が可能です。
まとめ
・回線速度・安定性は光回線が圧倒的
・工事がいらないのは、ホームルーター、ポケットWi-Fi
・料金はトータルコストで判断が必要
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