サブスクリプション(サブスク)とリースとレンタルの違いについて紹介します。
サブスクリプション(サブスク)とは
サブスクとはサブスクリプションサービスの略語です。
英語では、「subscription」と書きます。
サブスクリプションとは、サービスや製品を一定期間利用することに対して、お金を支払う方式のことを指します。
いわゆる「サブスク」型のサービスが広く普及した理由はさまざまですが、主な要素として考えられるのは「IT技術の発展」「購買プロセスの多様化」などです。
近年、動画配信サービス、音楽配信サービスのサブスクが日本でリリースされて以降、多くの分野においてサブスクが登場しています。
支払い方法としては、月払いやまとめ払いなどが選択が可能です。
サブスクは今や日常に溶け込み「月額課金」や「定額制」という言葉で日々使われていることもたくさんあります。サブスクとの定額制との違いは、サブスクリプションの方が、「料金プランやオプションなどをニーズに合わせて用意している」ところ、その背景から「顧客満足度をより意識している」という点に違いがあります。
音楽：Spotify、Apple Music、YouTube Music、LINE MUSIC
映画・ドラマ：アマゾンプライム、Hulu、Netflix、U-NEXT、FODプレミアム
ライブスポーツ専門：DAZN(ダゾーン)
本：ｄマガジン、楽天マガジン、Kindle Unlimited、U-NEXT
家電：CLAS、airRoom、フレクト、サブスクライフ、ディノス
美容：楽天RAXY、COLORIA、SCENTPICK(セントピック)、BLOOMBOX(ブルームボックス)
メリット
・聞き放題や見放題など様々なものを選ぶ事ができる（音楽の場合は、〇〇〇万曲聞き放題サービスや動画配信サービスは〇万曲以上）
・安価なものが多いため、利用開始のハードルが低くコストパフォーマンスがよい（動画配信サービスや音楽配信サービスは５００円～１,０００円程度で利用可能）
・購入・所有する必要がなく、管理が不要
・定額制なので、サービスを利用するたびに料金を支払う必要がない
・トライアル・お試し期間があるサービスが多く試しやすい
・いつでも解約ができる
・利用するサービスなので、サイズが合わないなどの場合は交換する事ができる・定期的にサービス更新があるため新たなコンテンツを発見できる
・沢山の商品・サービスを利用する事ができるので、その分野の知識が身に付きやすい
・インターネットを使用したサブスクリプションの場合は、その人の好みによって商品のオススメをしてくれる
・サービスを利用すればするほど、金銭的には得をするような仕組みになっているものが多い
・会員登録をする事で複数のサービスが利用できる（アマゾンプライムなど）
デメリット
・使用しなくても料金が発生してしまう。
・利用料金が安価なので多くのサービスを契約し、費用がかさむ可能性がある
・必要としない機能やサービスもついてくる場合がある
・解約するとサービスや商品が利用できなくなる
リースとは
リースとは、ユーザーが長期的に借りる事を指し、数年間での契約形態になります。
英語では、「lease」と書きます。
リースの場合は、リース会社が商品をメーカーから購入してそれをユーザーに貸す事になります。個人向けでは、カーリースなどが馴染みがあると思います。
カーリース：オリックス自動車のカーリース、トヨタリース
パソコンリース：テクノレント、デジタルリユース
複合機・コピー機：スターティア、大塚商会
メリット
・一定期間の場合は、購入よりも安く使用できる。
・最新の商品を取り扱っているので、最新の商品を選ぶことができる。
・常に最新の物を利用する事ができる。
・高額な物を購入する時に初期費用が少なくてすむ（車や法人向けのパソコン、コピー機）
デメリット
・契約後の中途解約ができない。
・長期すぎる契約は、購入よりも料金が高くなる。
・所有権がない
レンタルとは
レンタルでは、有料で貸し出すという意味になります。
英語では、「rental」と書きます。
短期間での貸し出し(1日から1月などが多い)が多く、レンタル会社が在庫を持ち、中古品をユーザーに貸し出す事になります。商品が壊れてもユーザーが補償する事がありません。
DVD・漫画：TSUTAYA
家電：レンティオ
時計：カリトケ
車：ニッポンレンタカー、ニコニコレンタカー、オリックスレンタカー
メリット
・購入よりも安価に使用する事ができる。
・所有する必要がない
・時間単位、日単位、月単位で使いたい時に借りる事ができる
デメリット
・物によって異なるが中古品の場合は、汚れや破損が気になる事がある
・長期間利用すると料金が割高になる
・使用頻度が高いと購入の方が安くなる
・商品によって繁忙期になるとレンタル品を探すのが大変な場合がある
・店舗などでのレンタルは、店舗に行くなどの手間がかかる
レンタルとリースの違いは!?
リースとレンタルとの大きな相違点は、契約期間の長さです。 リースでは、半年から10年程度といった中長期で物件を借りることができます。レンタルは、日単位や週単位、月単位といった短期で物件を借りることができます。
また、リースは欲しい商品を自分で選定してリース会社が、メーカーから購入してユーザーに貸す仕組みになっていますが、レンタルはレンタル会社の在庫の中から商品を選定する事になります。
法人での通常パソコン利用では、リース契約するケースが多いです。イベントや工事をされる方が短期的に利用する場合は、レンタルでの契約でパソコンを利用しています。
サブスクリプション(サブスク)とレンタル・リースの違いは!?
サブスクとレンタル・リースの大きな違いは、契約の性質が違います。サブスクは定額制のサービスで商品を利用する事になり、レンタル・リースは商品を借りる事です。
また、サブスクリプションと違いリース契約は途中解約ができません。
サブスクでは、サービス利用後に返却か購入か交換を選ぶ事もできたりします。レンタル・リースは、返却のみになります。
※サブスクリプション(サブスク)とレンタルとリースの比較表
価格はどれがお得
長期的な利用を考える場合は、リースやサブスクがお得です。短期な利用では、レンタルが安くオススメになります。サブスクリプションがお得な場合は、ある映画のジャンルを沢山みたい場合などは、サブスクリプションの方がレンタルよりもお得です。
サブスクリプションの場合は、毎月500円～1,000円で特定のジャンルの見る事が可能です。逆に特定の作品を１本だけ短期間で見たい場合はレンタルの方がお得になる事が多いです。（TUTAYAやゲオの場合はDVD1本１００~３００円前後からレンタルが可能！！）
また、お得に利用するには、ポイントカードやクレジットカードの還元率が高い物を使用しましょう。事前にシミュレーションをする事も可能なので、お得かどうかシミュレーションしてから判断しましょう。
まとめ
・サービスの内容と規約はしっかりと確認しておく。
・使用期間で、サービスを選定する事でお得に利用する事ができる。
・うまく利用する事で、節約ができ資産を積み上げる事が可能になる
