今回はドコモ光とドコモhome5Gについてです。
ドコモ光とドコモhome5G比較表
まずはドコモ光とドコモhome5Gの違いについてです。
| 比較表 | ドコモ光 | ドコモhome5G |
|---|---|---|
| 回線工事 | あり | なし |
| 初期費用 | 戸建：19,800円(税込) マンション：16,500円(税込) |
端末購入費実質無料 |
| 最大通信速度 （下り） |
最大1Gbps 「ドコモ 光・10ギガ」の場合 通信速度最大10Gbps |
受信時最大：4.2Gbps |
| 最大通信速度 （上り） |
最大1Gbps | 送信時最大：218Mbps |
| 通信制限 | 無制限 | 無制限 |
| 最大接続数 | 10(無線) | 64 |
| 通信方式 | 光回線 | ドコモ回線 |
| 契約事務手数料 | 3,300円(税込) | 契約事務手数料3,850円(税込) ※オンラインでの申し込みの場合はなし |
| 月額料金 | ・戸建て：5,720円 ・マンション：4,180円 |
4,950円 |
| 契約年数 | 2年 | なし |
| 解約違約金 | ・戸建て：5,720円 ・マンション：4,180円 |
0円（縛りなし） ただし機種代の残金があれば支払う |
| 返却の必要性 | 必要 | 必要なし |
回線工事について
ドコモ光は光回線になるので、使用する場合は回線工事が必要になります。
工事費用は作業する内容により変わり最大で円の工事費用が発生します。
ドコモ光の工事費は通常上記の料金がかかります。
しかし、「乗り換え新規で割引キャンペーン」により実質無料にできます。
ドコモ光はNTT東西のフレッツ光の回線を借りてインターネットサービスを提供する「光コラボレーション事業者」になります。
現在フレッツ光を利用している方でドコモ光に乗り換えする方は、回線はそのまま使えるため「転用」という手続きになり、工事不要となります。
また他の光コラボレーションを利用していてドコモ光へ乗り換える「事業者変更」の場合も、回線はそのままで工事不要となります。
※マンションの場合は店舗で契約する場合は事前に工事内容を教えてもらえます。
最大通信速度
最大通信速度ですが、ドコモ光は最大1Gbpsに対して、 home5Gの下り最大通信速度は2.1Gbps（5Gエリア）です。なお、5Gエリア以外は962Mbpsになります。
数値をhome5Gの方が最大通信速度は速いですが、
平均値でみるとドコモ光の方が速度が速いです。
また、オンラインゲームをする人は、Ping値が低いほど、ゲームの動きがスムーズになるので、
ドコモ光の方が、オンラインゲームにも向いています。
また、「ドコモ 光・10ギガ」の場合、通信速度最大10Gbpsにもなります。
ドコモ光
測定件数: 1047259件
平均Ping値: 19.21ms
平均ダウンロード速度: 257.98Mbps
平均アップロード速度: 271.71Mbps
ドコモhome5G
平均Ping値: 54.38ms
平均ダウンロード速度: 156.7Mbps
平均アップロード速度: 18.28Mbps
※ 直近3ヶ月に計測された11870件のドコモ home 5Gの測定結果から平均値を計算しています。
最大接続数
どれだけソフトバンク光やエアーでパソコンやスマホ、ゲーム機など同時接続が可能かどうかです。ソフトバンク光では64台、ソフトバンクエアーでは128台になっています。
数値だけ見るとソフトバンクエアーが同時接続数が多いですが、接続数が多いと通信速度が出なかったりするので、ソフトバンク光の方が、最大接続数が少なくてもオススメです。
ドコモ光とhome5Gの接続方式の違い
ドコモ光はNTTのフレッツ光回線を宅内まで引き込む固定回線サービスですので通信が安定しやすいです。
一方、home5Gは4Gの無線電波を受信して利用するサービスのため、障害物などの影響を受け速度が安定しない場合があります。テレビや電子レンジの近くに置かないなど、
設置場所を工夫するだけでも速度が変わります。
home5Gであれば5Gの電波を使い、光回線並みの速度で利用できます。しかし、まだまだ5G未対応のエリアが多いため4G電波となることが多いです。
また、通信の方式の違いにより、home5Gはオンラインゲームには不向きです。
どちらも全国で使用する事が可能
ドコモ光もドコモhome5Gも、全国で通信が可能です。
ドコモ光の提供エリアはNTT東日本・西日本と同じで、47都道府県をカバーしています。home5Gも47都道府県に対応しているため、基本的に全国で通信可能です。
ドコモ光もhome5Gも、公式サイトで提供エリアを確認できます。サービスと住居タイプを選択し、郵便番号を入力してエリアを確認してみてください。
ただし、日本全国をカバーしているとはいえ、一部の地域や設備ではサービスを利用できないことがあります。契約前に必ずエリアを確認し、問題ないとわかった状態で申し込みをしましょう。
返却の必要性
ドコモhome5Gはレンタル以外の場合は、使い終わっても返却の必要はありません。
必要ない場合は、ゴミとして出しても問題ないです。
ドコモ光は、使用後に返却の必要性があります。
回収キットなどはなく、機器受け取り時の箱に入れるか、お手持ちの段ボール箱などに入れてご返却が必要です。返却時の送料は、自己負担する必要があります。
それぞれにオススメの理由
使い方によってオススメの理由が違うのでまずは、自分にあう生活スタイルによって
選んでみてください。以下でそれぞれに対してオススメの方を記載しています。
ドコモhome5Gがオススメの方
・すぐにインターネットを使いたい方
・光回線の工事ができない
・工事費を節約したい
・引っ越しが多い方
基本的には、すぐに使える事がドコモhome5Gのメリットです。
家のどこにドコモhome5Gを置くかなどの自由度もあります。
引っ越しが多い方でも使用する場所への住所変更さえすれば問題ないです。
ドコモ光がオススメの方
・インターネットを良く利用する方
・オンラインゲームを良くする方
・家族が多い方
・家で電波が繋がりにくい方
ドコモ光がオススメな方は、インターネットを使って仕事をする人や
オンラインゲームをする方にオススメです。
また、家で電波が繋がりににくい人にもオススメです。
home5Gからドコモ光に乗り換えは可能？
home5Gに契約してみて、もし通信速度が遅かったらドコモ光に乗り換えたいという人もいるかもしれません。
home5Gからドコモ光に乗り換えることはできますが、home5Gを解約後に新規でドコモ光に申し込む、という手順を踏む必要があります。
そのため、本体代金の残債や違約金は請求されます。
ただ、home5Gはドコモ光と同系列の回線であるため、他社の回線から乗り換えする際の違約金などを負担してくれる、「あんしん乗り換えキャンペーン」は対象外となります。
場合によっては、home5Gからドコモ光へのサービス変更でも適用となるキャンペーンもありますが、その際は代理店で申し込む場合に受けられるキャッシュバックは対象外となっていますので、注意してください。
まとめ
・home5Gの方が利用料金が安い
・オンラインゲームをするのであれば、ドコモ光がおすすめ
・ドコモ光は、電話サービスやテレビサービスなど多彩なオプションもある
・「ドコモ 光・10ギガ」の場合、通信速度最大10Gbps
